戦うシングルマザー〜モラハラ、DVなんかに負けてたまるか!

子連れ再婚からのモラハラDV地獄。自己愛夫との戦いと離婚までの道のり。

それはDV

暴言や無視は当たり前。
ひどい時には暴力を振るわれ、頭に角のようなコブがいくつもでき、目の周りも真っ青に。
私は当時親と絶縁中。相談できる場所は本当に限ららていたし、暴力の相談なんてみっともない気がして誰にも話せずにいたんだけど、いよいよ警察に電話相談をする事件が起こる。
震える手で携帯を握りしめながら、一通り話をした後に言われた言葉が「刑事事件にしますか?」 

刑事事件・・・

こんなワードを聞くことになるとは思ってもいなかったので、一瞬で不安になり、「今回は大丈夫です」と言ってしまった。

そんな大ごとになっちゃうの?その手続きをしたら今後どうなっていくの?
自分が共に生活すると決めた相手を被疑者として、刑事事件にすることへの漠然とした不安と恐怖でいっぱいになった。

「大丈夫とは言え、署としては放っておくわけにはいかないので、明日一度来ていただいて直接お話を聞かせてくれますか?」とのことだったけど、なんだか怖くて、結局翌日に電話で「もう大丈夫なので」と行かないことを伝えて終わりにしてしまった。

 

もし刑事事件にしていたら、その後どうなっていたのだろう。
まだ夫婦なわけで、調べがついたらまた戻ってくる。
その後の生活は?
わからないことだらけ。
私の場合は自分の実家だった場所に住んでいたため、もしものことがあっても出ていくのは夫となる。
出て行ってくれなかったらどうなるのかという心配もあった。
DVでの保護命令も、被害者側が逃げた(避難した)上で加害者に「そこに近づかないように」ということはできるけど加害者に「自宅に帰ってくるな」ということはできない。

私には仕事もある。子供だって学校がある。家を出て避難することは現実的ではない。
あれこれ考え、なんとか修復の方法を探ることにした私。

でもこれが大間違い。
DVは繰り返す。
耐えて耐えての結果どうにもならず離別を決意するんだったら、早い方がいい。
マイナス要素がどんどん積み重なる。
私も子供も、今でも悪夢にうなされる。
殴られる夢、家の窓を割って侵入してくる夢。


これはDV?と思っていたらまず情報を集めること。
いざというとき警察に「刑事事件」と言われても、ひるまないで済む(笑)。


婦人相談所
http://www.re-date.net/kikan/fujin.html

警察の相窓口
警察相談専用電話#911

今すぐに決断する状態じゃなくても、情報を集めてもしもの時に備えること。
緊急事態には警察に助けを求めること。

 


結局、私が警察の窓口を初めて訪ねることになったのは、最初の事件から3年後。
DV相談の書面にサインをした後に手渡された資料に書いてあったこと・・・

「あなた自身の決意と協力が必要です」