戦うシングルマザー〜モラハラ、DVなんかに負けてたまるか!

子連れ再婚からのモラハラDV地獄。自己愛夫との戦いと離婚までの道のり。

弁護士を探すときに必要な事3

結局「自分で上手くやれ」って事なのよね。

・調停になっても通じない相手
・弁護士が入って示談も通用しないであろう


で?

「下手に出つつ上手くまとめる」


わかってる。
わかってるけど、そこで決めた事を後になっていきなりひっくり返し兼ねない相手。
素人では太刀打ち出来ないから困っているのに。

 

でも、弁護士さんに言われた時はその通りにしてみようと努力はした。一応。


しかしながら、5年と言えども一緒にいた私の読みはバッチリ。
ちょっと話を聞いた程度の弁護士さん。予測通りに行くわけもなく。

「下手に出ればまとまる」ようなタマじゃあないんだよ…。

結局。
奴の「おかしな所」に激怒する位の弁護士を探さない事には泣き寝入りするしかないってこと。

私は!!泣き寝入りなんかしたくない!

 


そんなわけで、私と一緒に戦ってくれる弁護士を探すべく、これまでの弁護士相談の時の内容とは全く違った目線で、相談内容を準備する事に。

モラ男と、夫婦として成り立つのか

自己愛モラ男と"うまく付き合っていく"" のは困難だと思う。
付き合っていくのではなく、感情を捨て、ただ存在するだけの人になるしかない。
私の場合、何とかしようと無駄な努力を5年も続けていたわけだ。
子供はとっくに感情を捨て、なるべく関わらないように距離を取っていたのに。
家族としてこれではいけない、何とかしなきゃと必死だった。
でも「何とか」する方法はたった一つ、離れる事。
とても簡単な事だった。

不思議な事に、我が家には植物が育たなかった。鉢植えは買ってもすぐに枯れてしまう。
切り花も持ちが悪い。

それが今は。
子供と私だけの生活になった今は、緑がぐんぐん育つのだから。
どれだけ淀んだ空気だったの?と驚く。

今は子供もよく笑う。
ほとんどの時間を自室ではなくリビングで過ごす。
こんなに幸せな時間があったとは。

 

弁護士を探すときに必要な事2

ある時から、私は相談の際にまず奴の主張が書いてある紙を渡して先に読んでもらうようになった。
というのも、私の感情とは関係なしに、弁護士が受け取る感覚がどんな物なのかを知りたかったから。

普通の感覚ではない
自己都合でしか物を見ていない事に気付いてない

私はそう思っていたけど、第三者から見たらそうでもないかもしれない。

 

結果…
「うーん😓こりゃ酷いね。」
だって。


やっぱり?ねえ、やっぱりそう思う?

私の心の中ではこんな気持ちでいっぱいだった(笑)。

 

ただねー。


「この人は一筋縄では行かないタイプだから、調停やっても調停員に噛み付いたりとか平気でしそう。
だとしたら、こちらがある程度下手に出て協議で終わらせる方が得策かもよ」と。

 

 

弁護士を探すときに必要な事

弁護士相談に行く際には、相談内容をまとめて置くことが大切。無料の相談は30分程度の所が多い。
限られた時間でこれまでの流れとこちらの悩みをなるべくきちんと伝えないと、思わぬ回答(ズレたアドバイス)しか貰えず、相談の意味が全くなかったことになりかねない。
私は毎回、これまでの経緯を簡単にまとめた物と、証拠になる写真を持って出かけていた。
しかしながらあまり意味がなく。
というのも、「世間一般には、こんなふうにすれば大丈夫そうだよね」と言うようなアドバイスしか貰えないから。
「弁護士入れずに〇〇して××のように話して協議離婚とするのが良さそう」みたいに。
一応その通りにやってみるのだけど、被害者意識が異常に高い上に、正しいのは自分主義のモラ男には、何を行っても通じない。
「俺だけが悪いの?」
「こちらの弁護士はそのやり方はありえないと言っています」など…。

なので、コレは奴の人間性を理解してもらわない事にはだめだと思い(奴が常識的な考えの持ち主だと思ってのアドバイスは全く意味がないため)、奴の主張がわかる文書も持参するようになった。

 

弁護士探し

今回の件であちこち当たって痛感したのは「いかに自分に寄り添ってくれる弁護士を見つけるか」がとても大変だという事。
探す段階でそうお金はかけられないから、まずは無料相談が可能な弁護士を探す。
電話で予約を取るのだけど、電話口で概要を話しただけで、複雑過ぎて取り扱えないと断られた事も。
面談予約が取れたら、今度は相談の準備。短い時間で相談しなくてはいけないから、何が問題でどうしたいのか話す時のためにまとめておかなくてはいけない。

いざ相談に行くと、的外れな回答をされて心が折れそうになったこともある。
「子供だっているんんだから、身の安全が先!争うとかそんなことしてないで早く家を出なさい。
バレないように準備をして、家財道具は諦めて、この日!って決めて家を出なきゃ。別居して時間が経てば離婚は成立させられるから」

ってさ。
私が家を出るわけには行かない事、今は暴力とかそんな事は全く心配が無い事(追い出されて困るのは奴なので、追い出されるような事は絶対にできない状態だった)、離婚が成立しなければ母子家庭の補助も受けられないから生活が出来ない事…何を訴えても、「お金よりも命が大事でしょ!」って。
そりゃそうだけど、命の危険はないし、もし「命を取って」家を出てものたれ死ぬんじゃ意味無いのに。

全く笑わない女弁護士。
電車代かけてはるばる出向いたのに、本当に気分が悪かった。

弁護士は必要?

弁護士に依頼するとなると、着手金がかかる。話がまとまった時に報酬金も。
全部でかかる額を考えると、なかなか頼めるものでは無い。
法テラス経由で頼めば少しは安かったり分割で払えたりするらしいけどそれでもそれなりの禁がは必要。
ネットでどれだけ調べたかわからない「調停離婚」について。
裁判ともなるとなかなか難しいけど、調停までは1人でも何とかできる…という情報が多かった。
ただ、やっぱりそれは相手にもよるかと。
私の場合、1度決めた事でも簡単にひっくり返すモラ男が相手。
歩み寄りの姿勢を見せた次の日には手のひら返したような態度が平気でできる奴だ。
明らかに「一般的な思考回路を持たない人間」と大事な決め事を交わすのに素人のやり方でいいハズがなかった。
案の定、決め事どころか離婚自体が進まない。
しかも全ての責任は私にあると言う。

お金がかかったとしても、弁護士を探さなきゃもっと大変な事になる…そう思って必死に弁護士を探して回った。
私には絶対的に弁護士の力が必要だった。

そして暴力

最初の弁護士相談の後は、耐えるしかないと諦めて過ごしていた。
それでも日々の苦痛な出来事は変わらず繰り返される。
暴力を受け、顔が腫れ上がり別人のようになった時、その事実を伝えたのは奴の親と職場の責任者。
奴の親には暴力の直後に助けを求めて電話した。
手当はしてくれたが、次の日来たLINEには「2人ともお酒をやめた方がいいですよ」だけ。
様子を心配する事すらないのだから、「バカ息子がゴメンね」なんて事は言うはずがない。
職場の責任者には、その日の仕事に行けそうにない理由として話すしかなかった。体調不良とごまかした所で、あざは1日だけで消えないし。
「怖かったね」のひと言に涙が出たのを覚えてる。


この時には警察に連絡はしなかった。
奴がきちんと謝ったから、もうないと思ってしまったんだ…。


最初の弁護士相談に行った後、他の弁護士にも相談してみるべきだったと今は思う。
弁護士だってピンキリ(失礼💦)だ。
色んな考え方があるし、経験にもよる。
同じ離婚弁護士でも、親権に強い弁護士と慰謝料に強い弁護士がいる。
1人あたってだめだったからと言って、諦めてしまうのは早い。
そこには泣き寝入りというゴールしかしかないんだから。
常識的に間違った事をしていない!明らかに事の経緯がおかしい!という点には自信があったんだから、もっと探すべきだった。